White atelier BY CONVERSE

オーストラリア・メルボルンを拠点に活動するイラストレーターの植岡恵美さん。
シンプルな線画に込めた思いやインスピレーションの源について聞かせてもらいました。

ーミニマルな要素で、
私らしさを生み出す。

ものごとをシンプルに捉えることが好きです。自分の目や心に留まったものに忠実というか。固定観念にしばられることもあまりないですね。だから、自分が表現するものも自分がものを見るように簡素でありたいと思っています。ふだんの制作は、スケッチブックに鉛筆で絵を描くところからスタート。大体の形ができてきたら、いらない線を消していく。無駄なものをそぎ落とす作業です。線を選び、描きこみすぎない。コンピュータはデータ化するときに使う程度で、基本は手作業です。必要最低限の要素で表現することが私のオリジナリティーだと思っています。コンバースのオールスターにもそういうシンプルな美しさが失われずにありますよね。それでいて、履いている人の個性が表れる。私にとって永遠の定番であり、憧れでもあるプロダクトです。

ー歩いたときのワクワクを
シューズで表現できたら。

今回コラボするにあたって、ベースとなるオールホワイトのコンバースを送っていただきました。それを見た瞬間、「もうこのままでいいのではないかな」と感じたほど完成されていると思ったんです。フレッシュで、かっこいいなぁ、と。でも、せっかく私に声をかけていただいたのだから、このシンプルな美しさを失わず、歩いた時のワクワクする感情をシューズで表現したいと思いました。庭先に咲く美しいバラや、街で見かけたクールな女の子。偶然出会って、心惹かれるものをモチーフにしました。そして、とことんキュートなものも作りたいと思って、女の子の絵を描いたシューズはベースをピンクにしました。ふだん色を使うことはあまりないので、ある意味これは私の中での挑戦でした。コーディネートのポイントになる、ちょうどいい感じのピンク。表現できているといいです。

Artist Profile

植岡恵美 / Emi Ueoka

英国Central Saint Martins卒業。AppleやMTV、Herman Miller、MOMATを含む国内外のエディトリアルやプロダクト、広告を中心にイラストレーションやアニメーションを制作。個展での作品発表や、スイスのNieves Booksよりzineのリリースも定期的に行っている。英国のクリエイティブエージェンシーBig Active所属。

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